關 

専門分野

分子動力学とその大気化学への応用

研究内容

現在、地球大気は多くの問題を抱えており、我々の将来について不安な影を投げかけています。以下列記してみますと

 

1)     

南極成層圏に生じたオゾンホール

          NASA提供

 
オゾンホール(右写真)等の成層圏

オゾン減少に伴う紫外線の増加。

2)      地球温暖化ガス(二酸化炭素、酸化

窒素、フロンハロン類など)の増加により、生じる気温上昇と気候変動。

3)      酸性雨による植生の変化。

4)      環境ホルモンなどの化学物質による生態系への影響。

 

 

 

まだまだ揚げればきりがありません。

これらの問題を解決するにあたり共通しているのが、大気中における化学反応を如何

に捉えていくかという点です。本研究室ではレーザーを駆使した分光学的手法を用いてこの問題の解明に挑んでいます。

最近では政府間国際パネル(ICCP)で取り上げられその大気中における挙動が注目されている臭化メチルという分子について、研究を進めています。

この分子はクンジョウ剤として世界中で年に数十万トンも使用されているにもかかわらず、フロン類のように規制されていません。フロンと同様この物質は成層圏では光により分解されてハロゲン原子を放出しますので、もし成層圏に臭化メチルが存在すれば、まちがいなく成層圏オゾン層破壊につながります。しかしながら規制されていないのは、この分子が対流圏でフロンに比べ壊れやすいこと、水圏への取り込みの可能性があること、人工的に作られるだけでなく、自然界にも存在することが挙げられています、これらの理由が科学的に根拠があるのかどうかについて、NOAA(米国海洋大気局)、NASAなどで検討されつつあり、本研究室の研究もその一翼をになっています。

 その他にも、コンピューターを縦横に使った装置つくり、エレクトロニクス回路の設計製作、ガラス細工、等を学ぶことができます。

興味がありましたら一度見学に来てください。皆さんの訪問をお待ちしています。